What's IASA?

IASAとは?

これまで、スピア世界大会を運営する組織や、米国内記録を管理するグループはありましたが、スピアフィッシングを段階的に指導するガイドラインをもった団体は、世に存在しませんでした。近年、スピアフィッシングが若年層にも人気となってきた反面、悲しい事故も相次ぎました。そこで、スピアフィッシングの教育機関、IASA(International Apnea Spearfishing Association)を設立しました。  

IASAのゴール

IASAの目的は、大きく三つ。一つは、ローカルとツーリスト双方の安全性の向上海の怖さを学習してもらうこと、レスキュースキルを身に付けてもらうことで、海難事故はもっと減らすことができると考えています。
二つめは、多くの人が「海とひとつ」になれるようにすること。競技ではなく、レジャーとしてのスキンダイビング、スピアフィッシングスキルを、楽しみながら向上させることで、内なる幸福感の得方を体得し、海の奥深い愉しさを多くの人に体感してもらうことです。
三つめは、ツーリズムとしてのスキン・スピアを確立させて、地元の特に若者の雇用を産み出すことです。漁獲で生計を立てる者、レジャーとして楽しむ者、それに加えて獲り方を人に教えることで、生計を立てるという選択肢を増やすことができて、彼らがまた次の世代に継承していけるようにすることです。

IASAの特徴

①2種類の認定コース
IASAにはスキンダイバーとスピアフィッシャーの2種類の認定コースがあり、それぞれレベルが5段階に分かれています。スピアフィッシングに進むには、スキンダイビングでレベル2以上になる必要がありますが、スキンダイビングだけを楽しむこともできます。
②No to Plastic
海洋環境への配慮から、プラスチックカードは発行いたしません。コース修了者には、デジタル認定証が発行されます。また、希望者には再生紙の認定証(有料)発行が可能です。

③一定内容、一定価格
各国の加盟店及びプロメンバーは、該当地の海洋環境や物価に多少の影響は受けますが、世界的にほぼ統一されたコース内容と価格帯を保ちます。

④ワンエリア、ワンショップ

同一地域一加盟店のみとなり、周囲半径500m以内に新たに別の加盟店ができることはありません。出店・移転の際にこのルールが障壁となる場合には、当機関を含めた三者での協議を行い採決します。

 

IASAの第一歩と未来

まだまだ、団体として色んな面で理想的なカタチになるには時間がかかりますが、一歩ずつ着実に進んでいきたいと思います。
尚、設立に際しまして「見返りのない寄付」であるにも関わらず、ご支援いただきました皆々様にただただ心より御礼申し上げます。今後の歩みにおいて、お気持ちにお応えさせて頂く所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

Thanks to our Sponsors

Susumu Sakaguchi

Genji Mori 

Atsuko Iijima